今回は、ロードバイクのリアライトの重要性について書きたいと思います。
ロードバイクはスポーツのなかでも危険を伴うものです。SNSでも自転車の交通事故が散見されますが、自分の身を守るためにも、リアライトの装着をご検討いただければ幸いです。
先方や対向車だけでなく、後方車による事故リスクを軽減
ロードバイクなどの車種に限らず、自転車はフロントライトを付けなければなりません。これは、道路交通法でも義務付けられていますが、夜間時の安全走行や事故リスクの軽減を目的としたものと考えられます。
ただ、果たしてフロントライトだけで十分でしょうか?
自転車は左車線を走行しなくてはなりませんが、
そこで私は、ロードバイクにはリアライトも付けることを強くおすすめします。車道で30km/h以上の速度で走行するわけですから、後方車にも十分なアピールが求められます。
とくに、複数人での走行はそれだけで目立ちますが、
ちなみに、私が長年に渡り愛用しているのが、キャットアイ CAT EYE TL-LD700-R ラピッドX USB充電式 リアライト 黒/赤 544-7008です。
点灯・点滅・明るさの強弱などを6パターンから選択でき、バッテリーの持ちも非常に満足度が高いです(こちらの動画説明が参考になると思います)。
そもそも自転車にリアライト装着は義務なのか?
念のため、自転車のライトの取扱いについて、道路交通法の規定を確認しておきましょう。
つまり、
とはいうものの、全国的にほとんど同様の扱いとなりますので、今回は東京都の規定を参考にしたいと思います。
まず、前方のライトは必須となります。これは当たり前です。
さて、問題のリアライト(=尾灯)ですが、赤色で後方100mの距離から点灯を確認できる明るさである必要があります。ちなみに、東京都以外の多くは橙色(だいだい色)も良しとしています。
さらに、反射材を付けている場合は、リアライトを付けなくてもよいと定められています。
リアライトは点滅でよいか?点灯すべきか?
よくある疑問として、リアライトは点滅でよいのか、あるいは点灯(常時明るい状態)すべきなのか、どちらが正しいのでしょうか?
これは、ケースバイケースになりますが、後方に向けての反射材を付けている場合で、そのうえでリアライトを併用するときは、点滅でも点灯でも問題ありません。
しかし、
とくに近年はリアライトの必要性が高い
近年は、あおり運転や高齢者ドライバーによる気づきの遅れ、スマホのながら運転など、サイクリスト自身の注意だけではどうにもならないことが原因となる事故が多いように感じます。
言うまでもなく、後者車に対して自分の存在をアピールするには、反射板だけでなく、自光式のリアライトも併用するのが効果的です。
車道走行が多いサイクリストは、ぜひリアライトの併用をご検討ください。
また、リアライトを付ければ必ずしも安心できるものではなく、他の通行者への配慮も十分に心掛けたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。