ロードバイクのあれこれ(体験談)

ロードバイクを乗って6年になります。実際に経験してみて分かったことやロードバイクに関する疑問などをまとめていきます。

【2021年最新版】10万円で買えるE-Bike ミニベロ編

電動化の波が自転車業界にも押し寄せています。

ママチャリの電動アシスト自転車は一昔前からありましたが、よりスポーツライクなカテゴリーとしてE-Bikeが普及しつつあります。それによって、高齢者の乗り物というイメージだったものが、若者をターゲットにした自転車も多く見られるようになりました。

今回は、オシャレなデザインが多くみられるミニベロタイプのE-Bikeをご紹介したいと思います。

 

【 目 次 】

 

予算15万円が理想だが、10万円でも買える

今や様々な自動車カテゴリーでE-bikeモデルが導入されています。

気になる金額ですが、一般的な自転車と比較すると、当然ながら高めに設定されています。例えば、コスパが素晴らしいジャイアントという自転車メーカーでさえ、クロスバイクのE-Bike『ESCAPE R -E+』は308,000円(税込)、マウンテンバイクのE-Bike『FATHOM E+ PRO』は418,000円(税込)とかなり高額です。

私のような一般庶民にとって、気軽に買えるモノではありません。

一方でミニベロのE-BIkeですが、予算10万円以内でもいくつか選択肢があります。

さらに予算15万円だと、かなり選択肢が広がりますが、あまり高価な自転車を購入すると、日常的な使用に気を遣いますので、今回は10万円以内で買えるミニベロを対象に検討していきます。

 

E-Bikeのミニベロはこんな方におすすめ

・体力に自信がない方

・汗をかきたくない方

・疲れたくない方

・運動したい方

・オシャレな自動車が欲しい方

・なるべく安くE-Bikeが欲しい方

まず、E-Bike全般に言えることですが、『体力に自信がなくても楽に乗れるのが最大のメリット』となります。高速を維持するには、ひたすら漕ぎ続ける必要がありますし、また、坂を登るのはとにかく疲れます。日常的に長距離を乗る場合や、地理的に坂が多い場合は、それなりに体力が必要です。体力づくりの一環で自転車を乗るケースもありますが、単に楽しさを求めて自転車を乗りたいのであれば、E-Bikeは非常に魅力的な乗り物となります。

また、『汗をかきたくない』『疲れたくない』にとっても、E-Bikeは選択肢となり得ます。例えば、毎日の通勤通学で自転車を乗る場合、仕事の前に早朝から汗をかきたくない方は多いと思います。また、汗が冷えて風邪を引くリスクもあります。女性の場合だと、化粧崩れも避けたいものです。より小さなパワーで自転車を快適に乗りたい方にとっても、E-Bikeのメリットは大きいです。

次に、『オシャレな自転車が欲しい』ときにミニベロを検討するケースは多いです。ロードバイクやマウンテンバイクだと本気度が強過ぎる、もう少し手軽でオシャレな自転車を求めるのであれば、デザイン性の高いミニベロは的を得ていると思います。

そして、今回のテーマである10万円で買えるE-Bikeということですが、ミニベロはE-Bikeのなかでも比較的安価なことが挙げられます。E-Bikeのカテゴリーで考えると、10万円以下で複数の選択肢があるのはミニベロだけではないでしょうか。

 

10万円で買えるミニベロE-bike 5選

それでは10万円で買えるミニベロE-Bikeを順番にご紹介します。

なお、今回のミニベロ5選は、2021年1月現在での私個人の独自の調査による結果となりますが、経済事情の影響等による価格変動やモデルチェンジの可能性などもございますのであらかじめご了承ください。

 

パナソニック ベロスター ミニ

バッテリー容量:8.0Ah

充電時間:約4.5時間

補助速度範囲:24km/h未満

変速ギア:外装7段

重量:21.0kg

日本が誇る大企業として知名度抜群のパナソニックは、E-Bikeの主要なメーカーの1つでもあります。ちなみに、国内主要メーカーとして、ヤマハやミヤタも有名ですが、予算10万円での購入となると、パナソニック一択となります(ヤマハは数万円高い代わりにバッテリー容量が大きいなど違いが見られますが、電動機の出力には差はありません)。

パナソニックのE-Bikeのラインナップは価格帯も広く、今回ご紹介するベロスターシリーズは、パナソニックのスポーツモデルのなかで最も安価な位置付けとなります。

3種類の走行モードが装備され、走行距離はそれぞれ約31km(パワーモード)、約40km(オートマチックモード)、約60km(ロングモード)となります。

また、液晶スイッチにりバッテリー残量、残りの走行距離、ライトのON/OFF機能などが特徴として挙げられます。

実売価格は95,000円〜100,000円程度とギリギリ予算内に納まります。

 

パナソニック SW

バッテリー容量:8.0Ah

充電時間:約4.5時間

補助速度範囲:24km/h未満

変速ギア:なし(シングル)

重量:20.9kg

続いてもパナソニックのE-bikeになります。先程のベロスターシリーズは、スポーツカテゴリーに分類されますが、SWはファッションカテゴリーのE-Bikeとなります。

実際にサドル位置を低く、ハンドル位置を高くできますので、背筋を立ててゆったりした姿勢で乗りたい方におすすめです。

メーカー希望小売価格83,380円(税込)とパナソニックのE-Bikeとしては最も安価なモデルです。

走行モードはオートマチックモード1種類となり、走行距離は約36kmです。

フレーム位置が低く設計されているため、女性でも跨ぎやすく、チャイルドシートの装着も可能です。お子さんを乗せるのであれば、日本製というのは安心材料の1つかと思います。

 

Gic TRANS MOBILLY  NEXT140

バッテリー容量:4.0Ah

充電時間:約3.0時間

補助速度範囲:24km/h未満

変速ギア:なし(シングル)

重量:11.3kg

Gic(ジック)は、2002年に誕生した国内企業です。ルノーなどのカーブランドを保有しており、それらをE-Bike仕様にしたものを『TRANS MOBILLY(トランスモバイリー)』というブランドとして販売しています。
ウルトラライトは、折り畳み式の自転車となり、14インチサイズのため持ち運びの利便性はかなり高いです(折り畳み寸法:W65cm×H61cm×D45cm)。デザインもベースとなるルノー ウルトラライトと瓜二つであり、一見するとE-Bikeには見えません。

ミニベロの中でも14インチと小型なため、安定性・快適性の面で長距離向けではありませんが、ママチャリよりも高速な走行が可能であり、5km程度の走行であれば特に問題ありません(私はルノーウルトラライトを4年くらい乗っています)。

走行距離は約24kmと短いですが、街乗りとしての使用であれば支障はありませんし、バッテリーの取り外しも簡単で、ライトやスマホなどのモバイルバッテリーとしての利用も可能です。

価格は104,500円(税込)と高めですが、キビキビ動きますし、11.3kgと圧倒的な軽さが強みかと思います。

 

Gic TRANS MOBILLY NEXT163

バッテリー容量:4.0Ah

充電時間:約3.0時間

補助速度範囲:24km/h未満

変速ギア:外装3段

重量:11.9kg

先ほどのNEXT140が14インチだったのに対し、こちらのNEXT163は16インチと少し大きめサイズとなります。ただ、16インチでもミニベロの中では小型の部類となり、折り畳み寸法はW70cm×H61cm×D45cmとかなり優秀です。

また、変速ギアも外装3段もついて、金額は110,000円(税込)と先ほどのNEXT40と比べてわずか5,500円の差となります。個人的には、電車や車で頻繁に持ち運ぶのであれば14インチ、それ以外はより快適に走行できる16インチの方がおすすめです。

 

Gic TRANS MOBILLY E-BASIC

バッテリー容量:5.0Ah

充電時間:約3.0時間

補助速度範囲:24km/h未満

変速ギア:なし(シングル)

重量:20.0kg

最後にご紹介するのは、なんと最安値65,000円のE-Bikeミニベロです。走行距離は約40kmと日常生活での使用には申し分ありません。こちらも折畳み可能ですが、20インチということもあり、折り畳み時の寸法は大きめです(W84cm×H71cm×D49cm)。なんといってもコスパは非常に高いので、とりあえずE-Bikeを試しに乗ってみたいという方にもおすすめです。デザインも男女問わずオシャレなデザインかと思います。

なお、上位グレードの『E-BASIC CITY』は、自動点灯オートライトとリング錠が付属して80,300円(税込)となります。

 
以上、10万円以内で買えるミニベロのE-Bikeをご紹介しましたが、冒頭にお伝えしたとおり、さらに予算に余裕がある場合は、YAMAHAヤマハ)・benelli(べネリ)・BeSV(ベスビー)・Daytona(デイトナなどがミニベロのE-Bikeとしては主要メーカーとなりますので、ご検討いただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。