ロードバイクのあれこれ(体験談)

ロードバイクを乗って6年になります。実際に経験してみて分かったことやロードバイクに関する疑問などをまとめていきます。

パナレーサーの空気入れは樹脂製とアルミ製で何が違うの?

今回は、ロードバイク用の空気入れを新たに購入しましたので、ご紹介したいと思います。空気入れは、少しカッコよく「ポンプ」と言ったりもします。

これまで、ボントレガー(BONTRAGER)の空気入れを約7年間使ってきましたが、なぜか空気を上手く入れることができなくなってしまった(注入口から空気が漏れてしまう)ため、パナレーサーPanaracer)の空気入れを購入しました。

そこで、実際にパナレーサーの空気入れを使ってみた感想や、購入に際しての注意点をまとめましたので、参考にしていただけたら幸いです。

パナレーサーの空気入れはコスパ最強?

私が長らく愛用していたボントレガーの空気入れは、たしか9,000円くらいしたと記憶しています。

それに比べると、パナレーサーの空気れは3,000円程度で購入できますし、かなり満足度が高い(むしろボントレガーより使いやすい)と言えます。

どういった点において満足度が高いかと言うと、仏式バルブのホールドのし易さがボントレガーより容易であり、また仏式バルブをしっかりホールドした感覚が伝わりやすい点にあります。

具体的にいうと、パナレーサーのホールドレバーの感覚が「スコーン!」とダイレクトな感覚が伝わってくるのです。一方で、ボントレガーは仏式バルブをロックしたという感覚は伝わってきません。この点においてはそれぞれ好みがあると思いますが、パナレーサーの空気入れの方が操作に対するレスポンスをより感じます。

なお、パナレーサーの空気入れはラインナップが豊富であるがゆえに、商品によってタイヤ空気圧の上限値が異なりますので、購入に際し注意が必要です(後半でまとめています)。

 

メーカーによって空気圧の表示単位が違う

さて、パナレーサーとボントレガーの空気入れのゲージを見比べると、空気圧の表示単位が異なることが分かります。

パナレーサーはbar、kPa、ボントレガーはbar、psiの単位表示となります。

何が違うかというと、barはヨーロッパ、kPaが日本、psiがアメリカで使われる圧力の単位になります。

ちなみに100psi=700kPa=7barとなります。

正直、ユーザーからすると統一してもらいたいものです。

 

パナレーサーの樹脂製フロアポンプの注意点

私が購入したパナレーサーのポンプは「樹脂製フロアポンプゲージ付」というものです。品番でいうと、BFP-PGA、BFP-PGEZ1、BFP-PSAなどが樹脂製の空気入れになります。

これらの樹脂製ポンプは仏式の充填圧上限が700kPaとなりますので、注意が必要です。

タイヤにもよりますが、23cや25cですと、空気圧を700kPa以上にするサイクリストもいるかと思います。

パナレーサーの空気入れはいくつか種類がありますが、700kPa以上の空気圧にする可能性があるときは、アルミ製のポンプを購入してください(例えば、BFP-04AGA3、BFP-02AGEZ2であれば、仏式1,100kPaまで注入可能)。

実は、私はパナレーサーの空気入れにいくつもラインナップがあるとは知らずに購入してしまいました。幸いなことに私のロードバイクのタイヤは25cなので、体重を考慮しても上限7barで問題ありませんが、正直、朝から晩までのロングライドの場合は7.5~8.0barくらい入れておきたいところです。

樹脂製とアルミ製の空気入れで、値段はほとんど変わりませんので、悩むのであれば空気圧の上限値が高いアルミ製の空気入れの購入をおすすめします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。