健康やダイエットのために、自転車での通勤通学を考えている方は多いのではないでしょうか。
特に近年は、感染症予防や健康づくりの一環としての自転車ニーズはさらに高まっています。
今回は、2021年ニューモデルについて、注目のミニベロをご紹介したいと思います。
なお、自転車は悲惨な事故を招くリスクもありますので、一定以上の品質を確保した信頼性の高く、また、所有欲を満たしてくれる魅力的なミニベロをご紹介します。
【 目 次 】
- ミニベロとは?
- 折畳みできるものと、できないものの違い
- 予算は5万円~10万円
- 5万円~10万円のおすすめミニベロ 13選
- GIANT(ジャイアント) イディオム2
- MASI(マジィ) MINI VELO UNO RISER
- RALEIGH(ラレー) RSS RSW Sport
- Bianchi(ビアンキ) LECCO(レッコ)
- LOUIS GARNEAU(ルイガノ) イーゼル 9.0
- RITEWAY(ライトウェイ) GLACIER(グレイシア)
- GIOS(ジオス) FELUCA(フェルーカ)
- BRUNO(ブルーノ) MINIVELO 20 ROAD STI
- tern(ターン) AMP F1
- KhodaaBloom(コーダーブルーム) RAIL 20
- DAHON(ダホン) Route(ルート)
- DAHON(ダホン) Speed Falco(スピードファルコ)
- Gic(ジック) ルノー ウルトラライト7 ネクスト
- 電動アシスト自転車(E-Bike)は最低いくらする?
ミニベロとは?
ミニベロですが、日本語では『小径車』という意味になります。もっと分かりやすく表現すると、『タイヤサイズが小さい自転車』となります。
ミニベロの『ベロ(VELO)』はフランス語で『自転車』ですので、小さな自転車ということになりますが、ミニベロは成人でも乗れるように設計されています。
一般的なママチャリと比較するとデザイン性も優れた
折畳みできるものと、できないものの違い
ミニベロには折り畳みタイプの自転車も多くあります。
『どうせなら折畳み自転車の方が便利でいい』と思うかもしれません。
確かにその通りです。折り畳み自転車の方が車や電車に載せるときなど、いざという時に便利です。
ただ、ぜひ『
実際に折り畳むようなケースがどれくらいの頻度で想定されるでしょうか?
私も、折畳み自転車(ルノー ウルトラライト7)を所有して4年くらい経ちますが、実際に折り畳んだのは3、4回しかありません。
というのも、
・折畳み機構により重量が増す
・金額も高くなりがち
・折り畳んだところで大きい
一般的に、折り畳めることによって、重量・耐性・走行性能を犠牲にしているということになります。
折畳みを求めていないなら、折畳みできないものの方が快適に走行できるなどメリットは多いです。
予算は5万円~10万円
ミニベロの予算ですが、下限は5万円に設定します。実際には1万円くらいで購入できるようなミニベロも売っていますが、粗悪品も見られますので、今回はメーカーも考慮して厳選します。そうすると、一定以上の品質は期待できますが、価格は5万円程度が下限値になってくると思います。
また、ミニベロの価格はピンキリとなるため、上を見ればキリがありません。例えば、私はブロンプトンを所有していますが、20万円以上します。
高級ミニベロは確かに魅力がありますが、ただ、日常生活で使用するにはデメリットもあります。例えば、盗難リスクが高いので、コンビニなどちょっとしたお店に行くにも駐輪に気を使います。また、高価であるためどうしても丁寧に扱ってしまうのですが、それが毎日となると雑に扱えないことが心理的にストレスを感じます。
自転車そのものが趣味でもない限り、自転車に20万円も払いたくないと思いますので、上限値は10万円として検討していきます。
5万円~10万円のおすすめミニベロ 13選
今回は、非折り畳みのミニベロを10種類、折り畳み式のミニベロを3種類ピックアップしてご紹介します。なお、2021年1月時点での調査結果をもとに作成しており、価格についてはメーカー公式サイトから引用していますので、実売価格と異なることがあります。また、最新モデル未発表のメーカーについては一部2020年モデルも含まれていることをご了承ください。
GIANT(ジャイアント) イディオム2
出典:(2021 GIANT Bicycles | IDIOM 2)
価格:69,300円(税込)
世界的に有名な自転車メーカーであるGIANT(ジャイアント)からイディオム2をご紹介します。私の知る限り、イディオムは2010年から毎年ニューモデルを発表しており、
自動車に例えるなら、フォルクスワーゲンのゴルフといった位置づけではないでしょうか。
一見すると地味ですが、6万円代で9.6kgという軽量を実現し、ロードバイクにも用いるようなアルミ素材をフレームに採用しており、
また、上位グレードのイディオム1になると、ドロップハンドルや変速パーツがよりグレードアップするなどロード向けの仕様に近づきます。
MASI(マジィ) MINI VELO UNO RISER
引用元:(MASI MINIVELO UNO RISER)
価格:93,500円(税込)
MASI(マジィ)はイタリアで生まれた歴史ある自転車ブランドです。2021年1月時点では、2020年モデルが最新となりますが、とくかくデザインが魅力的です。MASIは
また、
RALEIGH(ラレー) RSS RSW Sport
価格:71,500円(税込)
ラレーは、歴史あるイギリスの自転車メーカーです。フレームに
20インチでも大きい451サイズのタイヤを採用しています。(20インチと言いながら一般的にタイヤの直径が406mmと451mmの2種類があります)。
Bianchi(ビアンキ) LECCO(レッコ)
価格:76,780円(税込)
ビアンキといえばチェレステと言われる独特の青緑のカラーが有名で、この色に惚れる方はけっこう多いです。もはやビアンキの象徴的カラーであり、遠くから見ても『ん?ビアンキか?』と一目で分かります。イタリアの自転車メーカーで、一時は私もビアンキの自転車が欲しい時期がありました。
ただ、ビアンキの圧倒的なカラーデザインは他に類を見ません。
LOUIS GARNEAU(ルイガノ) イーゼル 9.0
価格:82,500円(税込)
ルイガノはカナダのメーカーで、クロスバイクやミニベロの分野では認知度が高いのではないかと思います。
ご紹介するイーゼル 9.0は、トップチューブが低い位置に設計されているので、女性の方でも跨ぎやすいです。それでいてスポーティーなデザインのため、
また、フロントも変速ギアが2枚あり、16スピードを実現していますが、個人的にはフロントは1枚で十分だと感じます。
RITEWAY(ライトウェイ) GLACIER(グレイシア)
価格:65,780円(税込)
日本の自転車メーカーであるライトウェイ。ご紹介するGLACIER(グレイシア)は2003年から発売しており、約6万円と比較的安価ですが、
これまでご紹介してきたミニベロのなかで最もアウトドア感のあるデザインであり、カラーのラインナップも豊富です。また、ハンドル中央の
GIOS(ジオス) FELUCA(フェルーカ)
価格:91,300円(税込)
イタリアの自転車メーカーであるGIOS(ジオス)はミニベロのラインナップが豊富です。今回ご紹介するフェルーカは、ミニベロのなかではミドルクラスに分類され、約9万円と少し高値ではありますが、スポーティで
ちなみにFELUCA PISTA(フェルーカピスタ)という74,800円(税込)のモデルは変速機のないシングルスピードの仕様となり、9.5kgとかなり軽いので、平地のみを走行するのであれば、メンテナンスも楽(変速ギアのトラブルがなく楽)なので選択肢の1つになり得ると思います。
BRUNO(ブルーノ) MINIVELO 20 ROAD STI
価格:93,280円(税込)
『日常に旅を』をテーマに多くのミニベロを扱うスイスのブランドです。デザインもどこかナチュラルテイストで、思わず旅に行きたくなる気持ちにさせてくれます。
ブルーノのラインナップもかなり豊富ですが、ご紹介のMINIVELO 20 ROAD STIは、25km〜50kmの走行距離を想定して設計されているので、通勤通学だけでなく、ちょっとした
メインフレームからフォークまでクロモリを採用していますが、タイヤサイズは先ほどのGIOS フェルーカ(直径451mm)と比較すると、406mmと少しサイズダウンとなります。
走行距離10km程度を想定しているのであれば、クロモリフレームを採用したモデルである
tern(ターン) AMP F1
価格:69,300円(税込)
ミニベロ業界では超有名なtern(ターン)からは、2021年ニューモデルのAMP F1(アンプ)をご紹介します。
ターンは10万円の予算があれば、SURGE(サージュ)やCREST(クレスト)も候補となってきますが、AMP(アンプ)はサドル位置に比べてハンドル高さがあるため、前傾姿勢にならず
ちなみに2サイズの展開となりますが、身長は175cmまでを想定した設計となります。ターンのミニベロに限らず、身長が大きな方は、自転車の適性身長を事前に確認することをおすすめします。
KhodaaBloom(コーダーブルーム) RAIL 20
価格:68,200円(税込)
コーダーブルームは国内企業で、日本人に合ったスポーツバイクづくりを展開しています。私がよく参加しているロードバイクのイベントのスポンサーなのか、身近な印象があります。
10万円クラスのロードバイクに用いるような
個人的には、もう少し高くてもいいから、ディスクブレーキの仕様であれば大満足といったところです。
2021年モデルのオーロラパープルのカラーリングは、角度によって色が変わるのも魅力的です。
DAHON(ダホン) Route(ルート)
価格:56,100円(税込)
ここからは、折り畳み式のミニベロのご紹介となります。
DAHON(ダホン)はミニベロを専門に扱う世界最大級のメーカーです。一部非折り畳みも扱っていますが、基本的に折り畳み自転車を得意としており、税込10万円以内で5モデルのラインナップがあり選択肢は豊富です。
エントリーモデルのRoute(ルート)は56,100円(税込)とお求めやすく、
DAHON(ダホン) Speed Falco(スピードファルコ)
価格:91,300円(税込)
同じくダホンからもう1台ご紹介します。先ほどのRoute(ルート)よりもう少し個性や
Gic(ジック) ルノー ウルトラライト7 ネクスト
価格:71,500円(税込)
Gic(ジック)という日本企業が扱うルノーブランドのご紹介になりますが、この前モデルのウルトラライト7はかなりの人気がありました。
個人的には、折り畳み式ということで
ご紹介のウルトラライト7 ネクストですが、他のモデルとの大きな違いは『エラストマサスペンション』という路面からの
実は、ウルトラライトは14インチと小型ながら、走行スピードはママチャリを上回ります。ただ、どうしてもタイヤが小さいので、地面からの衝撃がダイレクトに伝わる傾向が強いです。その衝撃をサスペンションが緩和してくれるということです。
電動アシスト自転車(E-Bike)は最低いくらする?
今回は、E-Bikeは 対象外としていますが、実は高価で手を出しずらいE-Bikeもミニベロタイプであれば10万円以下で買えるものがいくつかあります。なるべく汗をかきたくない方や、体力に自信のない方は検討してみてはいかがでしょうか。
これについては、下記の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。ミニベロの検討にあたり、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
roadbike-chukemaru.hatenablog.jp