今回は、ロードバイクに適したリュックについて書きます。
ロードバイクで遠出をしたい!
こんな時に悩むのが、荷物です。
僕は、心配性な性格なので、日帰りのロングライドでもそれなりの荷物になります。
サドルバッグのみで足りればいいのですが、ヒルクライムなんか行きますと、気温差もありますし、サイクルウェアなんかを余分に持って行くとなると、もうサドルバッグではキャパオーバーです。
そこで、ロードバイク用にリュックを買うことにしました。
いろいろ調べた結果、実際に購入したのが、deuter(ドイター)のraceというリュックです。
【ドイターについて】
まず、ドイターのリュックが、いかにロードバイクに適しているのか説明したいと思います。
アウトドア好きならドイターという名を聞いたことがあるかと思いますが、ドイツのブランドで、1898年創業という老舗ブランドになります。ナイロンバッグパックのパイオニアで、スポーツ全般に言えることですが、リュックで懸念される背中の『蒸れ』を十分に考慮した背面システムを1980年代から開発しています。今となっては、リュックひとつにしても多くの商品がありますが、なんとバイクに特化したリュックがあるわけです。
ロードバイク用にリュックが欲しければ、結果的にドイターのリュックを買わなくても、一度はドイターを検討するのではないでしょうか。
【ドイターのなかでもraceを選んだ理由】
自転車専用にリュックを作っているのであれば、ドイターを買ってみたという軽い気持ちで探してみたところ、な、なんと自転車用のリュックだけで23種類ものリュックが発売されています(2016年11月時点)。
今回、リュックを購入するうえでの条件は下記のとおりです。
・日帰りロングライドの容量であること。
・どうにかすれば一泊の荷物が入ること。
・必要以上に大きくないこと。
言ってしまえば、すべて容量のことですね。基本的には、日帰りを想定しているので、着替えなんかは荷物として考えません。でも、8リットルだと一泊に対応できない。そういうことで、10リットルから12リットルの範囲内に絞りました。
上記のことから、下記の6つに絞られます。
・Race(10リットル,560グラム)←本命
・Race X(12リットル,600グラム)←本命
・Race X Air(12リットル,830グラム)
・RS Bike 12(12リットル,650グラム)
・compact EXP 10 SL(10+2.5リットル,1030グラム)
ロードバイクやっている人なら苦労が痛いほど理解できるかと思いますが、軽量化は重要な要素です。背面システムだけで考えれば、Race X Airが優位だと思いますが、そもそもドイターのリュックの時点で、背面システムは優れているため、僕は軽いものを優先しました。
最終的に、RaceとRace Xで悩みましたが、容量が10リットルか12リットルかの違いのみとなります。僕は、実物を見て10リットルで足りると直感が働いたので『Race』を購入しました。
ドイターのなかでどれにするかは、皆様も非常に悩むと思います。それぞれの使い道によりますが、日帰りであれば、10リットルあれば十分に足りると思います。冬用のサイクルジャージ、補給食、タオル、財布、携帯電話、携帯ポンプなどを入れていますが、まだ容量に余裕がありますので、行先でお土産を買うこともできます。
【写真で解説!ここがスゴイぞ、ドイターのリュック】
さて、実際に購入したドイターのRaceですが、何枚か写真をアップします。
↑raceの文字などもきちんと反射板の仕様になっています。視認性が考えられています。rain coverと下部にタグがありますが、急な雨でも対応できるようレインカバーが収納されています。
↑ファスナーについて写真のとおりですが、ボタンが付いており、振動などによってファスナーが開いてしまうといった心配はありません。
↑背面システムは、エアストライプ システム(バイク)というものになります。サイクル用ではスタンダードなタイプですが、ライディング中の姿勢や動き、通気性、フィット感などが考慮されています。
↑ファスナーポケットは、3箇所あります。両サイドにはドリンクホルダーのようなメッシュ地の収納があります。上部にH2Oと表示されていますが、表示部分が小窓のような作りになっており、ストローなんかがバッグの内部から外部に出せるようになっています。
↑レインカバーはこんな感じです。きちんと反射板ロゴがあります。
↑レインカバーを装着するとこんな感じです。全体を覆うだけなので、数秒で完了します。
ドイターを実際に使っていますが、不満は全くありません。蒸れ防止のため、肩ベルトにクッションがなくメッシュ地になっているため、肩への負荷が心配でしたが、特に肩が痛くなることはありません。
サイクリストのことを考えに考えて作られたリュックだと思います。
是非、ご検討いただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。