読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ロードバイクのあれこれ(体験談)

ロードバイクを乗って2年になります。実際に経験してみて分かったことやロードバイクに関する疑問などをまとめていきます。

おすすめのミニベロ ルノー ウルトラライト7の感想レポート

今回は、私が使用しているミニベロの感想を書きたいと思います。

ご紹介するミニベロは、ルノー ウルトラライト7になります。

なぜ、このミニベロを購入したかというと、ミニベロのなかでも

①トップクラスに軽い

②トップクラスに小さく折り畳める

③ママチャリよりも早い

上記のようにとても軽く、とても小さく畳めるというミニベロの特徴を最大限に発揮でき、意外にも一般的なママチャリよりも早く、しかもお手頃価格なことから購入に至りました。ミニベロの購入については、20車種を比較検討しておりますので、下記の記事を参考にしてください。

 

roadbike-chukemaru.hatenablog.jp

  

ルノーウルトラライト7のスペック

まずは、ルノーのミニベロについて簡単にスペックをご紹介します。

 

◆タイヤサイズ:14インチ

◆ペダル1回転あたりの走行距離:約4.96m

◆重量:7.4kg

◆折りたたみ時寸法:W69cm×H59cm×D33cm

 

一言でミニベロといっても18インチや20インチのサイズも数多くラインナップされている中で、14インチというのは、ミニベロのなかでもコンパクトタイプになります。タイヤのサイズが小さいと心配になるのが、「走行スピードが遅いのでは?」と思われがちですが、ルノー ウルトラライトはペダル1回転あたり4.96mとママチャリより進みます(一般的な26インチのママチャリが約4.5m)。しかも、ミニベロの方が踏み足が軽いので、楽にペダルを早く回せます。つまり、ママチャリより早く走れるんです。

次に重量ですが、7.4kgというのは驚異的な軽さです。例えば、ミニベロで人気のDAHONのBoardwalk D7だと12.4kgありますし、同じ14インチでもNANOOのFD-1408は12.5kgもあります。ルノーウルトラライト7の7.4kgという軽さは、女性でも楽に持てる重さです。

そして、折りたたみ時の寸法もミニベロのなかでトップクラスです。コンパクトに折りたためることで有名なブロンプトンがW60cm×H58cm×D30cmです。ルノーウルトラライト7がW69cm×H59cm×D33cmとなり、さすがにブロンプトンには敵いませんが他のミニベロと比べれば差は歴然です。

このように、トップクラスに軽くて小さいのに、そこそこのスピードで走れる魅力的なミニベロなんです。一般的に、自動車メーカーの看板を背負ったミニベロは品質の面で評価が低いですが、ルノーウルトラライト7については、ギア比もきちんと計算され、Vブレーキを採用するなど、魅力的なミニベロのひとつかと思います。

 

ルノーのミニベロを乗ってみた感想

いろいろ調べてみると非常に魅力的なルノーウルトラライト7ですが、購入して実際に2ヵ月以上使ってみましたので、感想を書きたいと思います。下記のとおり独自に印象に残っている8点について特徴を整理してみました。①~⑤については良かった点、⑥~⑧については残念だった点として挙げています。

 

①乗車スタンスの多様性

ハンドル位置とサドル高の調整可能幅がかなり広範囲に設計されています。つまり、ゆっくり乗りたい時は、ハンドル位置を高くし、サドルを低くすれば、姿勢を起こして乗ることが出来ます。一方で、高速で攻める走りをしたい時は、ハンドル位置を低くし、サドルを高くすれば、クロスバイク並みのスタンスにすることができます。ただし、これはあくまでスタンスの話であって、性能からみても攻めるような走りは出来ませんのでご理解ください。

f:id:chukemaru:20170403222052j:plain

☝ゆっくり乗りたいときは、サドルを低く、ハンドルを高くすれば、上体が起きますのでリラックスして走行できます。

f:id:chukemaru:20170403222131j:plain

☝キビキビとスピーディに走りたいときは、ハンドルを低くして、サドルを高くします。ハンドルとサドルは同じくらいの高さになります。私は、普段はロードバイクに乗っているので、写真のようなポジションがしっくりします。

 

②ママチャリより高速巡航が容易い

ギア比が大きいので、踏み出しが重いかもしれないと心配していましたが、14インチということもあり、踏み出しは予想以上に軽かったです。ちなみに、フロント歯数47枚、リア歯数10枚、タイヤの外径1055mmという設計ですが、ペダル1回転あたりの距離は4.96mと一般的なママチャリより進む計算になります。踏み出しが軽く、かつ、ママチャリより早いというのはチョイ乗りに使う分にはとても魅力的です。なお、ペダル踏み出しが軽いため、乗り出し5秒くらいで最高スピードに到達するので、時速20km/h以上の巡行は容易いです。最高速度は、計算するとケイデンス70rpmで20.8km/h、ケイデンス80rpmで23.8km/hとなります。シングルスピードとしては、ストップアンドゴーを考えるとちょうど心地よい設定だと思います。

 

③何回持ってみても「軽っ!」と感じる

7.4kgと言われてもピンとこないと思いますが、これは驚異的な数字です。ご自分で持ってみないと実感できないでしょうが、子ども用の自転車と比べても全然軽いです。女性でも持ち運びに苦労しない軽さですし、自動車への持ち込みも楽ですし、試しに輪行をしてみましたが、階段などの移動も楽にできました。

実は、10kg未満のミニベロ自体なかなかありません。ほとんどのミニベロが11kgや12kgくらいの重さになります。どうしても重量があると、少なからず走行速度に影響を及ぼします。14インチでかなり軽量なものですと、6.9kgのハリークインというミニベロがありますが、お値段が18万円もします。

なお、耳より情報として、2017年5月中旬に同じルノーから6.7kgのマグネシウムモデルがラインナップされます。価格はウルトラライト7よりも少し高くなりますが、なんといっても超軽量モデルなので、気になる方はご検討いただければと思いますが、ウルトラライト7の7.4kgですら、相当軽く感じるはずです。

 

④バーエンドを取付けても折りたためる

私は、ミニベロのハンドルにバーエンドを取付けています。バーエンドというのは、持ち手の選択肢を増やすことで、手・腕・肩などへの負担を軽減する効果があります。取り付けはとても簡単であることから、バーエンドを取付けている方は、とても多いと思います。

ただ、バーエンドを取り付けることで懸念されるのが、折りたたみ時に邪魔になるのではないか?ということです。

ルノーウルトラライト7では、バーエンドが折りたたみの邪魔になることはありません。なぜなら、ハンドルを回転して収納することが可能だからです。他のミニベロでも同じような機能を持っている自転車がありますが、一部の自転車ではこのような折り畳み方式ではありませんので、バーエンドを取り付けたい方は、折りたたみに支障がないか事前に確認することをオススメします。

 

f:id:chukemaru:20170403222617j:plain

☝画像のように、ハンドルを回転させることができます。ハンドルを内側に回転させることで、バーエンドが真下を向き、折りたたみに支障がないことが分かります。

 

f:id:chukemaru:20170403222728j:plain

☝このように、バーエンドが干渉せずに、コンパクトにミニベロを折りたたむことが可能です。

 

⑤ラチェット音が大きい

ラチェット音については皆さん好き嫌いがありますが、ルノーウルトラライト7のラチェット音は結構大きいです。私はどちらかというとラチェット音を心地よく感じる性格なので、むしろラチェット音が大きいことはプラスに感じています。ちなみに、ラチェット音が比較的大きいと言われているカンパニョーロのシロッコ35と比べても、ウルトラライト7の方が音が大きく聞こえます。

 

⑥身長が大きい人には向かないかも

ルノーウルトラライト7の適用範囲ですが、おそらく身長180cmまでを想定して設計していると思われます。ただし、ロードバイククロスバイクに慣れている人だと、サドルを高くする傾向があります。私も趣味でロードバイクに乗っていますので、ミニベロについてもサドルを足が地面に着くギリギリの高さが乗りやすいです。ルノーウルトラライト7ですが、サドルの高さについては1~25のメモリが1cm刻みに表示されております。ちなみに、身長175cmの私のサドル高さは、上限の高さより1cm低い位置に設定しています。身長180cmの方でも確かに乗れますが、サドルを高くして乗りたいのであれば、身長175cmが上限かと思います。身長180cmとなると、サドル高さを一番高くしても最適なペダリングポジションの設定は困難かと思います。

f:id:chukemaru:20170403223039j:plain

☝身長175cmの私が適正なサドル高に設定すると、写真のようにサドル高の上限まであと1メモリ(1cm)しかありません。 

 

⑦ハンドル位置の固定に気を使う 

個人的に、デメリットと感じた点が、ハンドル位置の固定に気を使うことです。ハンドル高さについては、固定レバーによって行いますが、ハンドルの左右の振れについて多少なりとも遊びがあるので、水平さを保ちながら固定するのに若干苦労します。

f:id:chukemaru:20170403222911j:plain

☝固定レバーでハンドルを固定しますが、ハンドルが左右にブレてしまう可能性があるので、ハンドルをしっかり水平に保ちながら固定する必要があります。できるなら、左右にブレが生じないように設計段階から考慮してもらいたいものです。

 

⑧10km以上の長距離には向かない

10kmくらいまでの距離であれば、支障なく走行できます。乗り出しも軽く、キビキビ走れますが、基本的には数キロ程度(5km程度)の街乗り向けだと感じます。

走行速度も20km/hの維持は容易ですが、地面からの突き上げが激しく感じます。振動・衝撃も感じやすいので、それゆえ10km以上の距離を走ると疲れます。日常的に10km以上の距離を走行するのであれば、14インチというのは厳しいと思います。

 

おすすめのカスタム情報(ペダル、バーエンド)

最低限のカスタムですが、ペダルをワンタッチ脱却式のものに変更したのと、ハンドルにバーエンドを取り付けました。詳細については、別の記事にまとめておりますので、下記をご覧ください。

 

roadbike-chukemaru.hatenablog.jp

  

roadbike-chukemaru.hatenablog.jp

 

まとめ:8つのポイント整理

以上、ルノーウルトラライト7を実際に乗ってみて8つのポイントに絞って特徴を解説しました。最後に箇条書きで整理しておきます。

①ゆったりポジション、スピーディなポジションも自由自在

②ママチャリより高速巡航が容易い

③何回持ってみても「軽っ!」と感じる

④バーエンドを付けても折りたためる

⑤ラチェット音が大きい

⑥身長が175cmより大きい方には向かないかも

⑦ハンドル位置の固定に気を使う

⑧10km以上の長距離には向かない

 

冒頭の話に戻りますが、これだけ小さくて、軽くて、早くて、価格が安いミニベロはなかなかありません。実際に乗ってみて良かった点もあれば、悪かった点もありますが、全体的に評価すれば満足しています。ご検討している方に参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。