ロードバイクのあれこれ(体験談)

ロードバイクを乗って6年になります。実際に経験してみて分かったことやロードバイクに関する疑問などをまとめていきます。

おすすめ!ミニベロのペダルをワンタッチの脱着式(MKS(三ヶ島)Ezyペダル)にカスタムしてみた。

今回ご紹介するのは、ワンタッチで取付けと脱着ができる自転車のペダルです。

ミニベロを輪行のお供にしようと旅の計画をしているところですが、ミニベロを折り畳んだときにペダルが突出しているのが気になり、ペダルを変えてみました。 

MKS(三ヶ島) Ezyペダル UB-LITE Ezy シルバー/ブラック

MKS(三ヶ島) Ezyペダル UB-LITE Ezy シルバー/ブラック

 

 ちなみに、私が持っているミニベロはルノー ウルトラライト7』です。14インチサイズのミニベロの中でもコンパクトタイプのものになります。自動車メーカーの名前のミニベロって抵抗がある方も多いかと思いますが、実は、ルノーのミニベロに関してはかなりよく出来ているのでオススメです。是非こちらも記事も読んでみてください。 

roadbike-chukemaru.hatenablog.jp

 このミニベロはただでさえ折りたたみ時の寸法は小さいんです。W69cm×H59cm×D33cmとすでに満足のいく小ささです。

しかし、ペダルの突出が気になります。ペダルって滑らないようにギザギザしているし、輪行袋が破けてしまうリスクもあります

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 上記の画像のように、ペダルが両端に突き出ているのが分かります。今回は、この出っ張りを解決するために、ペダルを替えようと思いました。

 

【折りたたみ式のペダルか?、脱着式のペダルか?】

 ミニベロの折りたたみ時の寸法をより小さくするためにペダルを替えるわけですから、一般的なフラットべダルに買い替えるわけにはいきません。

折り畳みができるペダルか、脱着ができるペダルのどちらかにしようと思いますが、それぞれの特徴を整理しました。

 

【折りたたみ式ペダルの特徴】

メリット

・取り外さないので紛失しない(管理が楽チン)

デメリット

・重量が重くなる(折り畳みの設計上やむを得ない)

・ものによってはカタカタうるさい

・折り畳んだとしても突出する(例えば幅91mmのペダルを折り畳むと幅54mmと短くなるが、突出していることに変わりはない)

 

【脱着式ペダルの特徴】

メリット

・重量が軽い(折りたたみ式ペダルに比べ100g以上軽い)

・突出はまったくなくなる

・盗難防止に役立つ

デメリット

・取り外すのでペダル単体で管理するしかない

 

上記のように折り畳み式ペダルと脱着式ペダルの特徴を整理しましたが、私の意見としては、脱着式ペダルの方がメリットが多いですし、ペダルは紛失しないだろういう思いから脱着式ペダルを買うことにしました。

 

【どこのメーカーのペダルがおすすめか?】

さて、脱着式のペダルを買うことを決めたわけですが、脱着式のペダルって選択肢としてどれくらいあるのか、主要なメーカーを調べてみました。今回は、あくまでフラットペダルを想定しています(ビンディングペダルは考えていません)。

 

MKS

三ヶ島製作所(みかしませいさくしょ)のイニシャルをとって『MKS』と表記しています。創業65年の有名なペダルメーカーで、100%日本国内生産です。日本の競輪用のペダルにも使われており、信頼性は抜群です。脱着式ペダルについても、2017年1月現在で17品目扱っています。脱着式ペダルについては、Ezy SuperiorシリーズとEzyシリーズの2つがあります。Ezy Superiorシリーズの方が上位モデルとなりますが、価格は高くなります。それぞれのシリーズからオススメの商品をご紹介します。 

 

MKS(三ヶ島) エスプリ イージー スーペリア [Esprit Ezy Superior] シルバー

MKS(三ヶ島) エスプリ イージー スーペリア [Esprit Ezy Superior] シルバー

 

 1つ目は、ESPRIT Ezy Superiorという商品です。工具なしで簡単に脱着が可能で、寸法はW94×L68となります。踏み面は両面となり、重量は414gです。 

 

MKS(三ヶ島) Ezyペダル UB-LITE Ezy シルバー/ブラック

MKS(三ヶ島) Ezyペダル UB-LITE Ezy シルバー/ブラック

 

 2つ目は、UB-LITE Ezyという商品です。こちらも工具なしで簡単に脱着が可能で、寸法はW93×L64となります。踏み面は両面となり、重量は364gです。どちらの商品も踏み面が広いので乗りやすく、U字型の側板が転倒時などによるケガの軽減につながります。結果的に私が買ったのは、UB-LITE Ezyです。価格も安く、軽量であることから私はこれを買いました。

 

wellgo

ウェルゴのペダルも有名です。台湾で生産しているようです。GIANTやTREKなどのクロスバイク主要メーカーにも使われているかと思います。日本で発売されている脱着式ペダルは、2017年1月現在で5品目となります。wellgoのなかで選ぶとしたら、下記の商品をオススメします。

 

 重量が228gと軽量化されているのが特徴です。ただ、寸法がW84×L61と足が大きい方やしっかり踏みたい方にはちょっと小さいと思います。

 

 シマノ

自転車部品といえばシマノは有名ですが、公式サイトを見ると、、、なんと、フラットペダルは取り扱ってないようです。ビンディングペダルしかないようです。

  

【MKS UB-LITE Ezyを使った感想】

 上記3商品の中からMKSのUB-LITE Ezyを買うことに決めました。理由は、①寸法が十分にあるためしっかり踏めること②軽量でもないが重くもない、③価格もそんなに高くない、という3つの要因が決め手となりました。

 

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☝ペダルを取り付けるとこんな感じです。

 

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 ☝脱着も簡単です。クランクのアダプターをスライドすれば簡単に取り外せます。まさにクイックリリースといった印象です。

 

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☝このように簡単に2,3秒で取り外せます。取付けもリリース時と逆のことをやればいいので、とても簡単です。アダプターをスライドしてペダルをはめて、アダプターを元の位置に戻すだけです。※Ezyシリーズに関しては、不完全な装着を防止するためにプラスチックのストッパーが付属しています(面倒なので私は使っていません)。Ezy Superiorシリーズにはストッパーは付属しません。  

 

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 ☝一応ペダルのケースが付属しますので、輪行のときなどはこの袋に入れておけば、まずペダルを紛失するということはないでしょう。

ということで、折りたたみ時は簡単にペダルがリリースでき、しかもペダルが突出するといった問題は解決しました。めでたし、めでたし。

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自転車の折りたたみ時や輪行でペダルが突出しているのが気になる方にとっては、このペダルで解決しますのでとてもオススメです。上記の写真のように折りたたみ時のミニベロが非常にスッキリしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

MKS(三ヶ島) Ezyペダル UB-LITE Ezy シルバー/ブラック

MKS(三ヶ島) Ezyペダル UB-LITE Ezy シルバー/ブラック