ロードバイクのあれこれ(体験談)

ロードバイクを乗って6年になります。実際に経験してみて分かったことやロードバイクに関する疑問などをまとめていきます。

足の痛みを解決できるか?DeFeetのロードバイク用のソックスを使ってみた感想

今回は、ロードバイク用のソックス(靴下)を使ってみた感想を書きます。ロードバイクに乗るとき、私はずっとユニクロの普通の靴下を使用していました。当然、かなり蒸れますが、個人的にさほど気になりません。実は、私は足の痛みで悩んでいました。驚くことに、ロードバイク用のソックスを履くことで、足の痛みがなくなりましたのでご紹介します。

ちなみに、私が愛用しているロードバイクのシューズは、SIDIのGINIUSシリーズです。SIDIの定番商品のひとつであり、下位グレードのモデルではありますが、SPD-SLシューズの初心者にはとてもオススメできるシューズです。

サイクルシューズはジャストフィットが理想的なので、購入する前に必ず試し履きをすることをオススメします。私もきちんと試し履きをして、横幅が少しキツイ感じもしましたが、ワイドモデルだとあまりに余裕がありましたので、結局ワイドでないスタンダードを購入しました。ところが、ロードバイクに乗り、ある程度時間が経つと、足の甲の外側に痛みを感じます

  

足の痛みの原因は何か?

サイクルシューズを履くと、私は足の甲の外側に痛みを感じますが、痛みの原因は、シューズの寸法が自分の足にフィットしていないことだと考えられます。もちろん、自分の足のサイズに合ったものを購入したつもりでしたが、ある程度履きこなして気づくこともありますし、自分の足にマッチした完璧なシューズを探すのは大変です

そこで、「どうにかして少しでも自分の足に合うようにできないか?」と方法を検討しました。

 

痛みの解決方法① 中敷きを替えてみる

足の痛みを解決するために最初に試してみたのは、シューズの中敷きを買い替えることです。SIDIの純正の中敷きは下記のものです。

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☝シューズ購入時に付属していた中敷きです。かなり薄く固めです。クッション性はありません。SIDIには申し訳ないですが、高品質な中敷きとは言えません。

中敷きを替えれば、快適になるのではないかという考えに至り、最適な中敷きを検討したところ、SIDAS(シダス)の中敷きに興味を持ったので、物は試しということで購入しました。

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☝SIDIの純正の中敷きと比べると厚みもあり、立体感もあります。見た目からしてかなり期待できそうな商品です。

 

中敷きを変えたことで、より足にフィットするようになり、快適性は向上しましたが、依然として足の外側の痛みは改善されませんでした。私が痛いのは、足の甲の外側なんです。シダスの中敷きは疲労の軽減、足のトラブル予防、ケガを予防、衝撃の分散の効果があるということで、もしかしたら足が痛くなくなるのではと期待していましたが、解決には至りませんでした。

しかし、個人差はあると思いますが、中敷きを変えることにより足の痛みが緩和されるローディーもいるみたいですし、足の力をロスなく伝達することから少なからずペダリング効率の向上も見込めますので、試してみる価値はあると思います。

 

痛みの解決方法② ロードバイク用のソックスを履いてみる

これが今回の記事の本題になります。結論からいうと、私の足の痛みはソックスで解決されました。

ロードバイク用のソックスを購入した経緯としては、単に今まで履いていたのがユニクロの普通の靴下であり、見た目がスポーツっぽいロードバイク用のソックスが欲しいと思っただけです。決して足の痛みを軽減する目的で買ったわけではありません。

しかし、ロードバイク用のソックスを履いてみると、足の甲の外側の痛みはなくなりました。痛みがなくなった原因としては、足の甲全体を覆う生地が薄いため、足の窮屈さが緩和されたためだと思います。

  

DeFeetのロードバイク用のソックスを履いてみた感想

私が購入したサイクルソックスは、DeFeetというメーカーのものです。1992年に設立されたスポーツソックスに特化したアメリカのメーカーで、サイクルやランニング用のソックスとして人気があります。世界トップのサイクリストからも絶大な支持を得ています。

DeFeetのソックスはアマゾンなどでも購入できますが、私はWiggleで安く購入しました。実際に履いてみて、普通のユニクロの靴下に比べて当然ですが、ほとんど蒸れないため非常に快適です。もはやストレスフリーといっても過言ではありません。また、ソックスがヨレることがないため、変に圧迫されることもありません。

さらに、ソックスの部位ごとに素材や編み方を変えています。驚くことに、ソックスを替えただけで、私の足の甲の外側の痛みはなくなりました。ここからは推測ですが、DeFeetのソックスの足の甲の部分は、生地の厚みがとても薄くメッシュのような編み方になっているため、余分な圧迫がなくなったことが要因かと思います。今までロードバイクの靴下なんて、普通の靴下より価格が高いだけで買うことをためらっていましたが、本当によく考えられたソックスだと感心しました。たかが靴下、されど靴下です。

 

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 ☝分かりずらいですが、足首、足の甲、足の裏など部位ごとに生地の編み方が違います。私には分かりませんが、素材も部位ごとに変えているそうです。私が購入したのはAireatorというシリーズで通気性がよく全体的に薄い生地になります。夏場に向いている商品です。冬用の暖かいソックスもあり人気商品となっています。

 

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☝履いてみるとこんな感じです。ド派手なデザインを選びましたが、DeFeetのソックスのデザインはかなり豊富にあります。なにしろスポーツソックスの専門メーカですから。

 

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☝アキレス腱の部分にもドクロのデザインがあります。かなり目立つデザインです。

 

まとめ:サイクルソックスをお試しあれ

ロードバイクのシューズが自分の足に合わないときは、もしかするとサイクル用のソックスに替えることで 足の痛みを解決できるかもしれません。私の場合は、シューズの横幅が少しばかりキツイことが原因かと思いますが、足の甲の外側に痛みを感じていました。しかし、サイクルソックスを履くことで、ビックリするくらい足の痛みはなくなりました。

今までは、靴下なんてどれを履いても同じだろう、わざわざサイクルソックスなんて履く必要はないと思っていましたが、履いてみてこれまでの考えが覆されました。個人差はあると思いますが、参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。