今回は、ロードバイク初心者向けの記事を書こうと思います。
本当に、入門したばかりのローディー向けなので、サイコン持ってる方は読むだけ時間の無駄だと思いますのでご了承ください。
近年の自転車ブームもあり、私の周りでもロードバイク人口が増加しています。
そんな中、けっこういることに驚きました。サイコンを付けてないんです。
A氏:「〇〇さん、サイコン付けてないんですか?」
B氏:「え?サイコンって何?」
A氏:「スピードとか、走行距離とか測れるやつですよ!」
B氏:「そんなのあるんだー、知らなかったー!」
という会話を聞いてビックリしました。サイコンがあるのと無いのでは、自転車ライフの充実度が全然違います。
ということで、今回はエントリー向けのサイコンについて書くことにします。
サイコンとは?
サイコンとは、サイクルコンピュータの略語になります。
サイコンをロードバイクに取り付けると、速度や走行距離などが測定できます。
安価なサイコンだと千円台から購入可能です。高価なものだと5万円以上しますが、ナビゲーション機能やデータ管理など多くの機能が付いてます。
今回は、エントリーモデルに絞って解説していきます。
エントリー向けのサイコンだと金額としては5千円未満で購入できます。いろいろ種類がありますが、エントリー向けでも多くのサイコンンが下記の機能を備えています。
サイコンの基本機能
安価なサイコンであっても、基本的に下記のような機能を備えています。
・走行速度
・平均速度
・最高速度
・走行距離
・走行時間
・積算距離
・消費カロリー
・時計
サイコンの付加機能
少し高価なサイコンになると、上記の基本機能に加えて次のような機能も付いてきます。
・バックライト
個人的にはバックライトはあっても無くてもいいと思います。
ケイデンスとは1分間あたりのペダルの回転数をいいます。個人差もありますが、平地だと80~100回転が適正かと思います。ペダリング技術を習得するのにケイデンスを重要視する方は多いです。ただ、数値として表示する機能がなくても、ご自身でだいたいのケイデンスは分かります。
・心拍数
心拍数についても基本的にロードバイク初心者が気にするものではないです。
・高度
坂を登るのが好きな方にはうれしい機能です。「今日の獲得標高は〇m」といったようにどれくらいの高低差を走行したのか数値で把握できます。ただ、主に平坦地を走る方にとっては無くてもいい機能です。
初めて買うならどれがいい?
サイコンの機能を上記のとおり解説しましたが、初めて購入するのであればエントリーモデルで足りると思います。いろいろ機能があり過ぎても使いこなせませんし。
それに、例えばケイデンスも心拍数も高度も把握したいとなると、かなりの上位機種でないとすべての機能を備えてないので、かなり高価になります(2万円くらいになるかと思います)。
まずは、速度と距離が把握できれば十分だと思います。基本的な機能があるだけでも、サイコンがあるのと無いのでは大きな違いです。サイコンが無ければ「今、何キロで走っているのか?」、「今日はどれくらいの距離を走ったのか?」すら分からないわけですから、とりあえずはあまり上位モデルを求めなくても満足できるかと思います。
私がオススメするサイコンは、キャットアイのベロワイヤレスというモデルです。
キャットアイ(CAT EYE) ベロ ワイヤレス [CC-VT230W] ブラック Velo Wireless
- 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
- 発売日: 2015/07/24
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
キャットアイというのは、メーカー名です。
自転車のライトやサイコンでは有名です。相当なシェアを誇っていると思います。日本のメーカーですので、GARMIN(ガーミン)などの海外メーカーと比べると使いやすいです。
ベロワイヤレスというのが商品名になります。ワイヤレスモデルのなかでは最も安価な商品になります。エントリーモデルなので機能もシンプルですし、もはや説明書を読まなくても使えるレベルです。
一応、もっと安価な有線式モデルもありますが、有線だとその名のとおり配線が必要となります。ブレーキのケーブルに絡ませるわけですが、見た目もスッキリしますし、できればワイヤレスモデルにすることをオススメします。
ベロワイヤレスの主な機能は下記のとおりです。
・走行速度
・最高速度
・平均速度
・走行距離
・積算距離
・走行時間
・時計
・消費カロリー
ケイデンスや高度の機能は付いていませんが、ロードバイクを買ったばかりで予算もあまりないかと思います。正直申しまして、いつかはケイデンスや高度の機能も欲しくなると思います。さらに言えば、GPS機能やナビも欲しくなると思います。たとえば、高性能サイコンで有名なガーミンEdge520Jとか、ガーミンEdge820Jとか欲しくなるでしょう。
確かにガーミンのサイコンはすごくイイです。でも、めちゃめちゃ高いですよ。私もガーミンの800シリーズ買いましたけど5万円はしますからね。
ロードバイクを買ったばかりでお金もたくさん使ったとお察しします。
安心してください。とりあえずは、エントリーモデルのサイコン『キャットアイ ベロワイヤレス』で十分楽しめます。まずは、自転車の走りを楽しむことが大切です。最初から高価なサイコンを買う必要はないですよ。お金をかけなくてもロードバイクは楽しめます。
なお、どうしてもケイデンス機能が欲しいのであれば、『キャットアイ ストラーダ ケイデンス』が有線式モデルではありますが、ベロワイヤレスと同等の価格で購入できます。
どうやってサイコンを取り付けるの?
サイコンのような機械の扱いが苦手な方もいるかと思いますが、取付けは簡単です。一応解説しておきます。
ベロワイヤレスを購入したら、まずは初期設定を行います。といっても時刻とタイヤのサイズ(通常のロードであれば700C)を設定するだけです。あとは取り付けるだけ!
☝付属のサイコンを設置する台(ブラケット)を結束バンド(付属)で固定します。私はステムに固定していますが、ハンドルバーに取付けることも可能です。ブラケットが固定できたらサイコン本体をカチッとはめ込みます。
☝次にスピードセンサーをフロントフォークに取付けます。結束バンド(付属)でスピードセンサー(付属)をしっかりと固定します。そして、マグネットをホイールのスポークに取付けます(スピードセンサーとの隙間が5mm以内になるように)。
これで、サイコンの取付けは完了です。 あとは走れば速度や距離が計測できます。
タイヤの外周サイズを初期設定しましたので、あとはスピードセンサーがスポークに取付けたマグネットを感知することで、タイヤの回転数から速度や走行距離を計測する仕組みです。
サイコンがあるのと無いのでは、全然違います。サイコンにより速度や走行距離が把握できることでロードバイクはもっと楽しくなります。ロードバイク初心者の方、ぜひサイコンでより充実したロードバイクライフをお楽しみください!
キャットアイ(CAT EYE) ベロ ワイヤレス [CC-VT230W] ブラック Velo Wireless
- 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
- 発売日: 2015/07/24
- メディア: スポーツ用品
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